グランドセイコー 東京宝塚劇場に新しい緞帳を寄贈 「移ろいゆく時の本質」をテーマにデザイン
東京宝塚劇場の新しい緞帳。セイコーウオッチが寄贈し、「移ろいゆく時の本質」をテーマにデザインされた。

セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO 兼 CCO:服部 真二、本社:東京都中央区)は、2025年10月23日、宝塚歌劇の専用劇場である東京宝塚劇場に新しい緞帳(どんちょう)を寄贈した。

2016年に寄贈された従来の緞帳は約9年間にわたり舞台を彩ってきたが、このたび新たに「流れゆく時」と「その一瞬の煌めき」を表現したデザインへと生まれ変わった。新緞帳は、西陣の伝統技法による本綴錦織で織り上げられ、壮大でありながら繊細なグラデーションが舞台全体を包み込む。

新しい緞帳の仕様

  • 制作: 株式会社阪急建装(大阪市北区)
  • 製作: SUMINOE株式会社(大阪市中央区)/丹後テクスタイル株式会社(京都府京丹後市)
  • 寸法: 天地9m × 間口24m
  • 重量: 約1,000kg
  • 織り方: 西陣本綴錦織

デザインコンセプト

デザインを担当したセイコーウオッチ株式会社 執行役員の種村清美氏は次のように語っている。

森羅万象と共に移ろい動いていく「時の流れ」と、二度とない一瞬の輝きをイメージしました。
200色以上の織り糸を使った繊細なグラデーションは、宝塚の舞台の輝きと共に、見るたびに違う表情を見せてくれます。

この緞帳は、宝塚の華やかさと「時」をテーマに掲げるグランドセイコーのブランド哲学「The Nature of Time(時の本質)」が響き合う作品として、劇場の新たな象徴となる。

寄贈の背景

グランドセイコーはこれまでも「時の流れ」や「日本の美意識」をテーマにした文化的取り組みを継続しており、今回の寄贈はその一環として実施された。
新緞帳の導入により、宝塚の舞台に新たな息吹がもたらされ、観客に“時が織りなす美”を体感させる。

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