メニコンは、本社施設間の移動で、オリジナル和傘の利用を開始した。

資源・廃棄物制約や海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化といった環境問題が昨今クローズアップされている。また、2015年に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールにも、環境に関わるものが多く掲げられている。

同社は、2009年に「メニコン環境宣言」を行い、地球の未来を見据えて「人にも動物にも環境にも優しい地球企業」を目指して活動している。

そうした背景を受け、本社ビル間を行き来する際に使用する傘として、同社のコーポレートカラーである赤と緑のオリジナル「和傘」を導入した。

脱プラスチックの観点でビニール傘からの変更を考え、より環境に配慮した天然素材の「岐阜和傘」に着目。岐阜和傘は同社の主要工場が位置する岐阜県の伝統工芸品であり、全国の和傘生産の約90%を占めているが、職人の高齢化により存続が危ぶまれていると言われている。伝統工芸という文化と歴史に敬意を表するとともに、環境への配慮も考え、和傘を製作し、使用している。

利用開始に当たり同社では、「『社会』を重要なステークホルダーの1つとし、地球市民としてすべての尊い命から『良き隣人』と思われ続ける企業でありたいと考えております。これからも、環境への配慮、文化や歴史への敬意を意識した取り組みを続けてまいります。」としている。