JJF2024、 年末商戦を視野に12000超が来場

年末商戦に向けたジュエリーの国際見本市「ジャパンジュエリーフェア2024(JJF2024)」が、8月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。 会期数日前から台風の影響が強く心配される中、国内外から352社が出展し、来場者数は3日間合計で12,319人を記録。前回の13,462人には及ばなかったものの、多くのバイヤーや業界関係者が最新ジュエリーのトレンド/デザインを求め、会場は熱気に包まれた。 初日は午前9時40分からオープニングセレモニーが行われ、JJA長堀慶太会長が挨拶。多くの出展社が参加する盛大なフェアが開催できることに謝意を示し、ビジネス上有益な場となることを期待する旨を述べた。併せて、クリスマス商戦に向けてジュエリー市場の活性化を願う姿勢を表明した。その後テープカットが行われ、フェアの開幕が華やかに告げられた。 会場では、ダイヤモンドや色石、真珠、完成品ジュエリーなど幅広い製品が展示された。特に注目を集めたのは、60社以上が参加した「ジャパンパールパビリオン」。アコヤ真珠から南洋真珠、ルースから完成品のパールジュエリーまで、幅広い商品が展示され内外のバイヤーらの活発な商談が続いた。 また、前回好評だったブライダルダイヤモンドパビリオンも再登場。結婚関連のジュエリーに特化した展示が行われ、多くの来場者の関心を集めた。 セミナーやステージイベント、ジェトロとのコラボ企画も開催 会期中はセミナーやステージイベントも多彩に企画された。ジュエリー業界に特化した内容はもちろん、ブランディング、DX、中国市場、カスハラ対策など時流に合わせたプログラムも含め、全て無料で開放。連日多くの業界人が聴講した。 [...]